バネポーチの作り方(その8・補足)
必要な場合にご覧くださいね(^^)
◎2枚のバネ通し口布の合わせ部分
このバネポーチの製作過程の中で、おそらく一番難しい部分かと思われます。
理想はこう↓
でも、現実は…↓
こんな風にすき間が結構あいてしまうかもしれません(*_*;
が、バネ口金を通してしまえばあまり目立たなくなります!
わたくし banana でもこうなる時があるんですから、気にしなくても大丈夫
◎間違って縫ってしまった時
縫わなくていい所を縫ってしまったり、縫ったはいいけどとてつもなく曲がっていたり…。そんな時は、縫った所をほどかなければいけないことがありますよね。
このバネポーチの場合、特にうっかり縫い合わせてしまいがちなのが、裏布の返し口!縫わずにあけておかないと、後からひっくり返せなくなってしまいます(製作②参照)↓
こういう場合は、まずあわてないこと。
あわてて、縫った所ぜ~んぶほどいてしまわなくても大丈夫です。
かといって、ほどきたい所をいきなりブチッと切ってしまうと、ほどかなくていい所までほつれてきてしまいます。
糸を切ってしまう前に、ほどきたい部分の左右を返し縫いします↓
返し縫いしてしまえば、もう大丈夫。ほどきたい所の糸を切って取り除きましょう。
リッパーの使用がおすすめですが、なければ先の尖った糸切りバサミで切ってもOKです。ただし、布まで切ってしまわないように気をつけて↓
◎リッパーの使い方
わたくし banana は、よく縫い間違いをします(^^; 上記の返し口だって、バネポーチ4回製作中3回も縫い合わせてしまいました、エヘ
そんな時の我が心の友、リッパーくん 間違えたら、リッパーでほどいて縫い直せばいいのさ!リッパーがあるから、間違いも失敗も平気よ♪という気持ちにさせてくれます。
リッパー(ripper)とは、和訳すると引き裂くとか切り裂き魔とかちょっと怖い意味ですが、要するに、布を傷めず糸を切るための手芸用品です。
ミシン目を切ったり、ボタンホールを開けたり、用途もいろいろ。
ミシンを購入すると、小さいサイズのリッパーがたいてい付属しているのではないかと思われます。
では、縫い目をほどく時にリッパーってどう使うの?ということですが…。
実は、どこかできちんと習った覚えがないんですよね。自己流もいいところなのですが、 banana はこのように使っています。間違っていたらごめんなさい(*_*; でも、楽チンですよd(^-^)
①リッパーの先端が尖っている方を上糸の縫い目に入れ、ほどきたい部分の端を切る↓
②3~4㎝おきに、リッパーで上糸をブチブチと切る↓
③裏返して、下糸をリッパーの背(切れない所)で軽く持ち上げ↓
④下糸を指でピーンと引っ張り上げると、上糸からきれいに外れる↓
⑤下糸の両端を切り、切れ切れの上糸を指または毛抜きで取り除く↓
⑥裏も表も、きれいさっぱり↓
※②は3~4㎝おきとしましたが、もっと間隔開けてもいけそうな気がします。お試しあれ。
◎まつり縫い
裏布の返し口を、ミシンステッチではなくまつり縫いする場合。
写真だとわかりやすいかと思います。製作③と合わせてご覧ください。
一針をほんの少しずつすくうようにしながら、5~7㎜位の間隔でまつり合わせていきます。
縫い目が、きつすぎずゆるすぎず布になじむよう、糸の張り具合を指で時々調整しながら、
最後は目立たない所で玉止めして終了です。
いくつか、補足でした。少しでも皆様の参考になれば、うれしいです(^-^)
<リッパー>
↓banana の使っているもの。毛抜き付きで、デザインもステキ♪
↓こんなものも見つけました。や、安い!
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by bananamura | 2014-10-23 01:05 | banana の教え(無料テキスト)